ネイル用語|オフってどういうこと?

ネイル用語|オフってどういうこと?

初めてネイルサロンでネイルをする際に、ネイルサイトなどでよく見かける「オフ」っていまいち分からないですよね。
そこで今回は、ネイル用語の「オフ」の意味や、その「オフ」の用途などをご説明していきたいと思います。

ネイルオフとは?

ネイルオフとは?

ネイル「オフ」はジェルネイルを爪からはがすことを指します。
ジェルネイルは、マニキュアと違って自分で除光液で落とすことは出来ないのです。
近年人気のソフトジェルをした場合、そのソフトジェルを落としたい時、
時間をかけてネイルを剥がしていかないといけないのです。
そのことを、ネイル用語で略して「オフ」とみなさんは言っているのです。
では、略さなければどのような表現の仕方になるのかと言いますと
「ジェルネイルオフ」→「ジェルオフ」→「オフ」という様になります。
ただ、間違った方法で、「オフ」をすると危険ですので注意してください。

危険なオフの仕方

危険なオフの仕方

ジェルネイルの「オフ」は、マニキュアのように除光液を使って「オフ」することは危険です。
ジェルネイル専用のリムーバーを使って「オフ」しないといけません。
除光液で剥がそうとすると、爪や肌への負担が大きくなり、
爪を傷つけてしまう可能性があります。
また、やすりで削り落とすやり方もありますが、ジェルを削っているつもりが、爪を削っている可能性もあり、爪の表面があらく傷つく場合もあります。
そうなると、爪が新しく生え変わるまで待たないといけなくなります。
また、爪が変色し見た目が悪くなり爪の健康にも良くなく、二枚爪や爪割れ、巻き爪の原因になる可能性もあります。
それから、短期間で何回も「オフ」を繰り返すのも危険です。
急激に爪が乾燥して、痛みを感じるくらい爪に負担をかけてしまいます。
ジェルを強引に剥がそうとすれば、3層から出来ている爪の表面の層まで一緒に剥がしてしまいます。
爪にトラブルが発生するとネイルを楽しむこともできなくなりますし、
あまりにも酷い状態ですと、爪が薄くなり痛みが生じますので、正しい「オフ」の仕方を行いましょう。

正しいオフの仕方

正しいオフの仕方

ジェルネイルの正しい「オフ」の仕方は以下の手順になります。

  1. ネイルの表面を削る
    表面は専用の溶剤でも溶けないので削って落とします。
  2. ネイル表面に専用の溶剤をつけたコットンを置き、アルミで巻く。
  3.  そのまま10分~15分放置して待ちます
  4. アルミを外すとジェルが柔らかくなっているので、ウッドスティックなどで優しく落とします
    (まだ固い場合は1からを繰り返す)
  5. そのままの状態にしておく場合は爪の表面を磨き、再度ネイルをする場合は爪まわりのお手入れをします。

手順だけ見ていると、簡単な作業に思えますが、
ジェルネイルの「オフ」はスムーズにいってもおよそ40分はかかります。
なぜかというと、最近のジェルは表面を削った程度ではすぐ柔らかくならないのです。
最近のジェルネイルはカラー部分もハードジェルのように強度がでてきました。
専用の溶剤でも落としきれず、カラー部分まで削るというケースが多くなっています。
ですので、ジェルネイル「オフ」をするのも重労働隣、時間がかかるのです。
また、ネイルサロンでしてもらったジェルネイルはセルフで落とすのではなく、必ずネイルサロンで「オフ」をしてもらいましょう。
なぜなら、爪が薄くなったり痛みを感じる可能性もあるからです。

爪の健康を第一に!

爪の健康を保ちネイルを楽しむことが大切です。
なので、爪に優しい「オフ」の仕方を完璧にしましょう。
セルフで「オフ」をする場合は特に要注意です。
自分でする場合は妥協をしてしまう部分がでたり、感覚で「オフ」をしてしまう可能性もあります。
そうなると、爪にダメージを与え、爪の健康が保つことができません。
ネイルを楽しみたい方は、正しい「オフ」方法の知識を身につけるか、
ネイルサロンでプロの方に「オフ」してもらうことをおすすめします。